ムスリムの彼と宗教の話。大切なことだからこそ話し合おう
はてなブログの使い方がまだ一向につかめない。まあよい。
そろそろ外国人の彼にニックネームを付けたいなと思う。ここで呼ぶだけ用の。
近日中になにかしら決定したいと思います。
さて、タイトルの話。
まずは以下、私の「宗教」というものへの考え。
- 人の“信じる心”は大切。絶対に踏みにじるようなことはしない。
- 結婚する相手の宗教に入る可能性は“ナシ”ではない。しかし「結婚」という形をとるためだけの入信はしない(信じる心のない入信は自分が許せないし冒涜だと思う)
- 自分の信仰の話ではあるが、日本に住んでいる以上は日本の家族に理解してもらいたい。勝手には決められない。
こんなかんじです。
だから彼にも、
「イスラム教に入らないとは言わない。けれど入るとも言えない。ただ、頭ごなしの否定は絶対にしない」
「自分が信じたいと思ったら入る」
「結果、入らない可能性があることも知っておいてほしい」
と伝えています。
彼も私も、もしも結婚するなら「宗教」はとても大事だと考えています。
同じ宗教に入ること、というよりは「互いの信仰や思想を尊重しあうことができるかどうか」が大事だと思うのです。
だから私は言いました。
「もし入らないと決めたら、その理由にお互い納得がいくまで、分かり合えるまでたくさん話し合いたい」と。
宗教に関する彼の意見は
- できればイスラム教に入ってほしい
- お酒も飲んでいい、豚肉も食べていい、ヒジャブも身につけなくていいから、家族になる人とは同じ神を信じたい
- 「絶対に入らない」というなら結婚はできない。「考える」という返答はとても嬉しい。
こんなかんじです。
ですので「考える」「大事なことだから安易に決められない」という私の考えには、とてもほっとしているようでした。
「出会って間もないし、まだ正式に付き合ってもいないのになんでいきなり宗教の話???」と思う方もいるかもしれませんね。
でも、結婚を視野に入れて出会う男女なら、必ず話しあっておくべき問題だと思います。むしろ、最初に話し合っておくべき。
好きになって、愛し合って、結婚しようと決めたときに「宗教が違う」「宗教に入らない」という理由で好きな人と結ばれないなんてことになったら悲しくないですか?
文化や宗教の違いは、婚姻の前には障壁となる場合があります。
とくに宗教は、生まれた国や家族もかかわるもの。自分の意思とは関係のないところで、生まれたときから決められている場合もある。
相手の宗教を認められない、理解できない、親が認めない、どうにかしたいけどどうにもならない。
それは、現実にあり得ることです。私の知人にも、宗教を理由に破局したカップルがいます。
泣いて泣いて、どうしようもないことだからこそ泣いていました。
「だったら好きにならなければよかった」…そのとおりだと思います。
だからまず、話し合っておきたいんです。大切なことだから。
宗教以外にも、とても細かなことまで「結婚するなら」という話を私たちは毎日話します。
なにが好きで、なにが嫌いで、どんな病気があって、家族はどんな人で、これまでどんな風に生きてきて、どんな風に生きたいか。
働くのは好きか、子どもは好きか、どれくらいお金がほしいか…
思いつくかぎりの聞きたいことを聞き、聞かれたことには正直に答えます。
そのあたりをとてもオープンに話してくれ、聞いてくれるからこそ、これだけ距離が離れていても「結婚」というイメージを持てるのかもしれません。
ときめく恋は楽しいけれど、価値観が合わなければゴールにはたどり着かない。
ゴールとはなにか?それは人それぞれですが、私と彼にとっては「結婚」です。お互いにそれが夢なので。
だから、初めから答えあわせをしていっている感覚です。自分と違う考えがあっても、なぜそう思うのかが理解できれば問題はない。
そういう恋愛の進め方、この歳になったからこそなのか、文化が違う人との出会いだからなのかはわかりませんが、私にはとてもあっています。
もちろん、まだまだですよ。笑
毎日少しずつ「いいな、この人いいな」と思う気持ちは生まれつつあるけれど、やはり会うにはまだまだハードルがあります。
今すぐどうこうはなりませんが、期限も決めました。
「いつまでには答えを出す」という期限です。
できれば、もしダメになるなら、大好きになる前にダメになりたいですね(笑)
もう傷つく元気は残ってません。ババアのライフはゼロです……